熊野市は1日、熊野市役所庁議室で市政功労者の表彰を行った。
市制記念日の11月1日にちなみ、毎年市政の発展に寄与した個人や団体を表彰しているもの。今年度は大久保勳さん(79)、前田正明さん(74)、和田照惠さん(65)、檜平誠さん(65)が表彰を受けた。
表彰式では表彰状を手渡した河上敢二市長が「いずれも熊野市の発展、地域の維持に重要な分野で、改めてご功績に敬意を表し感謝申し上げます。残念ながら人口減少が続き高齢化が進んでおり、熊野市として色々なことをやっているが行政で十分な対応ができるとは思っていない。今後とも市や地域の皆様のために模範となってご活躍を頂きたい」と感謝の言葉を述べた。
表彰者と功績内容は次の通り。
▼大久保勳(自治功労)=平成21年から12年間、熊野市教育委員として教育行政の進展に貢献。
▼前田正明(自治功労)=平成19年から15年間、井戸町東町内会長を務め、市政の進展に多大な貢献。
▼和田照惠(社会福祉功労)=平成10年から通算18年間、熊野市民生委員児童委員として地域の良き相談相手として献身的に務め、社会福祉の向上に多大な貢献。
▼檜平誠(消防功労)=昭和59年に熊野市消防団員として入団以来、通算37年間の永きにわたり消火・防災活動に貢献。現在は熊野市消防団紀和分団長を務めている。