熊野ロータリークラブ(齋藤友紀会長)はこのほど、熊野市へ屋外時計と野球やソフトボールなどでカウントを表示する「BSO表示器」を寄贈。29日、熊野市役所庁議室で贈呈式が行われ、齋藤会長が河上敢二市長へ目録を贈呈し、河上市長から齋藤会長へ感謝状が贈呈された。
同クラブの創立50周年記念事業として何をすべきか会員で検討していたところ、市が力を入れるスポーツ交流への貢献を発案。ソフトボールや野球等で利用者が多い防災公園野球場の利便性向上へ、グラウンド内からも見られる屋外時計と、バッテリー式で持ち運びも可能なBSO表示器の贈呈に至ったという。
贈呈式では齋藤会長が河上市長に目録を贈呈。河上市長が「本来、市で対応しなければならないところ、非常に高価なものを頂き大変ありがたい。熊野ロータリークラブ様には今回の寄贈品だけでなく、子どもたちへの交通安全の物品もいただいている。会員はいずれも事業経営者の方ばかりで、経営そのものでも地域に御貢献頂いている。今後もさらなる発展と協力を」と感謝。齋藤会長は「熊野ロータリークラブは地域に寄り添った活動を心がけており、熊野市はスポーツを通じた観光集客に力を入れており、何か役立てることがあればと寄贈に至りました。地域のお役にたてられれば嬉しいし、他県から来られた方にも喜んでいただければ」と話していた。