公益社団法人日本空手協会主催「内閣総理大臣杯第64回全国空手道選手権大会」が9、10両日、東京都、武蔵森総合スポーツプラザで開かれ、熊野支部(山田光生支部長)の畑中将真君(近大新宮高校3年)が個人戦高校生男子・形の部で準優勝した。
高校男子・形の部には全国の予選を勝ち抜いた112人が出場。トーナメント方式で練習成果を競った。畑中君はこれまで練り上げてきた演武を力強く披露。準優勝に輝いた。
畑中君は5歳から空手を始め、中学1年生時にはアイルランドで開催された社団法人日本空手協会主催の「船越義珍杯 第14回少年世界空手道選手権大会」の13歳男子形の部で銅メダルを獲得するなどの成績を収めている。今年6月の第63回東海地区空手道選手権大会でも形の部で見事優勝。8月には和歌山県代表としてインターハイに出場する。
内閣総理大臣杯の銀メダルを手に畑中君は「決勝戦は緊張せず、絶対勝つという気持ちで臨みました。高校3年生の協会の最後の大会なので金を取りたかったので悔しい。8月のインターハイでしっかり勝って帰れるよう頑張りたい。5歳から空手をして、ここまでこれたのは自分一人の力でなく、家族や山田先生に感謝し、これからも練習に励みたい」と話した。
なお、同支部では見学者や会員を募集している。問い合わせは山田支部長(0597・85・3131)へ