熊野市の小学校で今年は３年ぶりに水泳の授業が再開される。12日には井戸小学校（道中朋孝校長）でプール清掃が行われ、児童たちが喜びの声を上げながら清掃作業に励んだ。
市内の小学校では昨年、一昨年と新型コロナウイルス感染拡大防止のためプール授業が中止となっていた。
井戸小学校では５年生23人と６年生29人がプール清掃を実施。役割分担し更衣室やプールサイド、プールの清掃を行った。
足首ほどまで水が溜まったプールに入ると、子どもたち「ギャー」と大はしゃぎ。デッキブラシやタワシを使ってプールの底やプールサイドの隅々までを丁寧に〝ゴシゴシ〟。プールに溜まった泥やコケをきれいに落としていた。
児童は「２年間プールがなかった。早くプールに入って泳ぎたい」と、20日から始まるプールの授業を待ちきれない様子だった。
