自覚もって成長を 有馬中でトップ切り入学式

 熊野市の有馬中学校(松田元校長)で6日、この地方のトップを切って入学式が挙行され、56人の新入生が中学校生活をスタートさせた。

 新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、会場には新入生と教職員、保護者のみ入場。2・3年生は教室からのリモート参加となった。国歌斉唱に続いて初めての校歌に耳を傾け、1人ひとりの名前を点呼。松田校長は「入学おめでとうございます。今日から皆さんは有馬中学校の生徒としてスタートしました。小学校時代にどんな経験をしたか、どんな子どもだったかは関係なく、新しい自分と向き合い、小学生とは違う新しい気持ちでスタートを切ってほしい。中学校生活を始めるにあたって『目標を持ち、それに向かって挑戦する』『出会いを大切に』の2つを大切にして下さい。皆さんの活躍に期待しています」と式辞を述べた。

 引き続き、在校生を代表して陰地涼太生徒会長が「私たちは皆さんの入学を心から歓迎します。不安や心配でいっぱいと思いますが、困った時には先生や先輩に遠慮なく聞いて、一日も早くいろいろな人と仲良くなって。『やりたいこと』と『やらなければいけないこと』の両立は難しくなるが、すごく楽しいこともたくさんありますので、有中での思い出をたくさん作ってください」と歓迎の言葉。新入生を代表して内田眞央さんが「何事にも真剣に取り組み、お世話になる方への感謝の気持ちを忘れず、有馬中の生徒としての自覚をもって成長することを誓います」と述べた。

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