親子ら表現遊び 心豊かで楽しい時間 子育て支援センターひよっこ

 熊野市金山町の市子育て支援センター「ひよっこ」で23日、おやこの表現あそびワークショップが開かれた。0~3歳児と保護者らが遊びを通じて、親子のふれあいを深め、心豊かに楽しいひとときを過ごした。

 NPO法人子どもステーションくまの、NPO法人あそぼらいつが子ども文化芸術体験事業として主催。アフタフ・バーバンは子どもから大人まで遊びを大切に地域・空間づくりを創造する活動を行っている。この日はアフタフ・バーバン信州の清水洋幸さんらが「ひよっこ」を訪れ、2回に分けてワークショップを実施した。

 小規模保育所こぐまの子どもたちや、ひよっこを利用する親子ら約60人が参加。1回目のワークショップではひよっこの西沙智さんがアフタフ・バーバンの活動を紹介した。

 清水さんらはギターを手に、親子の関わりや表現、あそび歌などのプログラムを展開。体を動かす遊びに子どもたちが大はしゃぎ。

 新聞紙を餅米に見立てた遊びでは、紙がこすれるカシャカシャという音や、舞い上がる紙の様子に子どもたちが大興奮。片付けまで遊びに組み込まれており、小さな子どもたちも満面の笑みでお手伝いしていた。

 参加した親子らは遊び心を膨らませながら、共に心身を豊かにしていた。

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