三重県は14日、県内で新たに289人が新型コロナウイルス感染症の検査で陽性になったと発表した。東紀州地域は1月24日発表分以来、49日ぶりにゼロだった。
三重県によると新たに陽性になったのは▽松阪市68人▽津市55人▽四日市市52人▽鈴鹿市30人▽桑名市20人▽名張市14人▽伊勢市11人▽伊賀市11人▽志摩市5人▽明和町5人▽東員町4人▽菰野町3人▽亀山市2人▽朝日町2人▽川越町2人▽玉城町2人▽大台町1人▽度会町1人▽大紀町1人―の合計289人。この内、110人が感染経路不明の新規事例。残り179人は接触者調査で陽性だった。
これまでの状況から月曜日に発表される陽性者数は他の日と比べ少ない傾向があるが、1日の発表数が300人を下回るのは1月19日以来、54日ぶり。減って来たように見えるが、第5波と比べるとまだまだ多い数値のため、県では油断せずに引き続き感染対策を呼びかけている。
三重県内の病床使用率は14日午前9時現在、534床の内157床が使用されており29・4%(前日28・1%)。重症者用病床は52床に対し8人で15・4%(前日も15・4%)。宿泊施設療養134人(前日比5人増)、自宅療養は3891人(同250人減)。県内の累計感染者数は4万8267人。