先日開催された文部科学大臣杯第13回全日本少年春季軟式野球大会日本生命トーナメント三重県予選会で優勝し、3月に静岡県で開催される全国大会出場を決めた御浜・阿田和中学校合同チームが3日、御浜町役場を訪問。大畑覚町長と辻本誠一教育長に優勝報告を行った。
大会には各支部の予選を勝ち抜いた10チームが出場。御浜・阿田和合同は決勝で有馬・木本合同との〝郷土勢対決〟を制するなど全4試合を勝ち抜いて栄冠を手にした。
引率した御浜中の立嶋信雄校長は「第2回大会の有馬中以来の熊野市南郡チームによる優勝。1点を争う激戦が多いなか、選手たちは本当に立派でした」と挨拶。顧問の上野大樹教諭は「一戦一戦厳しい戦いでしたが、子どもたちがよく頑張ってくれて、保護者の方々や地域の方々の熱いご声援のおかげで結果を残すことができました。三重県の代表、御浜町の学校として少しでも恩返しできるように頑張ります」と報告した。
報告に訪れた15人の選手に対し、大畑町長は「最少失点で勝ち抜き、日ごろの努力の成果が表れた。保護者や指導者、地域の方々と全員で勝ち取った優勝で、将来までの皆さんの記憶に残る宝物。この経験を大切に次の練習に励んでほしい。全国大会でも優勝を目指して頑張ってください」と激励。辻本教育長も「なかなか県で勝つのは難しい。全国では御浜の中学生が頑張っているという姿を見せ、頑張ってください」と称え、それぞれ激励金を手渡した。
選手たちは口々に大会を振り返るとともに、全国大会へ向けて力強く抱負。芝鼻主将は「全国大会ではまず1勝し、みんなで優勝できれば。自分たちで声を出して、雰囲気が作れるチームです。全国大会に向けて、一人ひとりが『自分が引っ張っていく』という気持ちでチーム力を上げていきたい。課題はまだまだたくさんあるので、原点に返って冬季練習に取り組みます」と更なる成長を誓った。登録メンバーは次の皆さん。
▼監督=上野大樹▼コーチ=市村一▼マネージャー=大久保奈美▼選手=芝鼻宥希(主将)、大田一稀、濵野匠見、田中勇次、野地本侑希、中道虎太郎、椋龍煌、中道信太郎、濵口琥太郎、玉置翔磨、下平透慎、濱田理天、中道理緒、川本優人、檜作奏仁。