熊野市は1日、熊野市役所庁議室で市政功労者の表彰を行った。
市制記念日の11月1日にちなみ、毎年市政の発展に寄与した個人や団体を表彰しているもの。今年は飛鳥町佐渡の和田憲明さん(65)、二木島町の多川進さん(78)、大泊町の向井弘晏さん(79)、木本町の橋屋愛子さん(73)、甫母町の山下壽さん(77)、くまの花いっぱいネットワーク(南佳壽会長)が対象となり、欠席の多川さんを除く5人が出席した。
表彰式では表彰状を手渡した河上敢二市長が「それぞれの分野で市の発展に多大な貢献を頂いており、衷心より深く感謝を申し上げます。熊野市ではコロナ関連で昨年から大きな影響を受けているところ。第6波の感染拡大の発生が無いわけではなく、対策が大きな課題となっているところ。従来からの過疎化、少子高齢化の大きな課題に加え、自然災害への備えの必要性もある。ウィズコロナを前提に日常の生活をいかに早く取り戻し、経済の回復・再活性化を実現することが当面の大きな課題。それぞれの分野で大きなご活躍を頂いた皆さんに引き続き経験と力を発揮していただき、一層の市政発展にご協力とご尽力を」と感謝の言葉を述べた。