老若男女がニッコリ 交流センター 笑顔満開写真展始まる

 熊野市文化交流センターで21日から、「第11回笑顔満開写真展」が始まった。子どもたちの輝くような笑顔を中心とした写真パネルが、見る人の顔もほころばせている。

 毎年行われている人気企画で、今回は1人1点までに応募数を限定。熊野市や南牟婁郡、遠くは四日市市など市内外の171人から応募があった。

 今年は新型コロナウイルス感染症対策として展示方法も工夫。これまでの交流ホールでの展示をクマノミチに変更し、出入り口の開放など十分な換気を行うとともに、消毒液や検温機も設置している。

 会場には可愛らしい赤ちゃんや仲よし兄弟、スポーツ仲間、家族での一コマなど、子どもたちを中心に老若男女の写真がずらり。今回は特に外出自粛によりお家時間を過ごしている時のものが多くみられ、在りし日の家族を偲ぶ写真や、あえてモノクロで表現したものなども見られたという。また、会場では大型のテレビでも展示作品を紹介している。

 訪れた人たちは家族や知人の写真を見つけてはにっこり。数多く寄せられた写真にはタイトルがつけられ、楽しかった想い出や家族とのふれあいなど、心からの笑顔が、来場者の気持ちも和ませており「準備が整ったので、1日早めての開催となりました。笑顔の写真で、見る側も笑顔になって頂ければ。感染予防対策にご理解のうえ、ぜひお越しください」と呼びかけている。

 展示は29日(日)までで、開場時間は午前9時から午後7時(月曜休館)。

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