鈴木英敬知事(46)が、次期衆院選の三重4区に立候補する方針を関係者に伝えたことが27日分かり、各報道機関も報じている。
本紙の調べによると、鈴木知事は自民党から出馬する見通しで、8月11日に県議会の臨時会議を開き、出馬の方針を表明する公算が大きい。報道によると、本会議後に記者会見を開く予定だという。
東紀州地域を含めた三重4区は、長年にわたり自民党の三ツ矢憲生衆院議員が牙城を守ってきたが、次期衆院選に出馬せず引退を表明している。鈴木知事は20日の定例記者会見で、4区の各首長や経済団体、県医師会などから出馬要請を受けたことを明らかにしたが、出馬の判断については明言を避けていた。
三重4区には今のところ、元津市議で共産党の中川民英氏(53)と、元三重テレビ放送アナウンサーで立憲民主党の坊農秀治氏(49)が立候補を表明している。