全国的に多発する特殊詐欺や交通事故の被害防止を目的に、紀宝署は15日、御浜町のパーク七里御浜ピネで県立紀南高校生徒会(大西輝人会長)や防犯ボランティア団体と連携して啓発活動を実施。買い物客らに理解と協力を呼びかけていった。
6月末現在、県内で特殊詐欺は50件があり被害総額は8630万円で、昨年同期より6件9860万円少ない。還付金詐欺15件1340万円、架空請求詐欺12件3900万円、キャッシュカード詐欺盗10件1510万円の被害が出ている。同署管内では昨年12月、架空請求詐欺で約30万円の被害が発生した。
参加者は10人体制で啓発を実施。様々な手口に騙されないよう注意喚起した。