公益社団法人日本空手協会主催「内閣総理大臣杯第63回全国空手道選手権大会」が6月26、27両日、群馬県高崎市で開かれ、熊野支部(山田光生支部長)が団体戦高校形の部で準優勝した。
熊野支部のメンバーは谷川知聖(近大新宮3年)、畑中将真(同2年)、仲岡朔茉君(同1年)。「団体形」は3人で1チームを構成し、一つの形を3人で同時に演武。「個人形」同様に演武の正確さ・パワー・スピード・バランスがその技術の合理性に適っているかを競う。特に3人が呼吸を合わせ、同じ形を演武するので、その同調性が重要なポイントとなる。
熊野支部は予選ブロックを7チーム中1位で通過。決勝(順位決定戦)でも息のあった演武を披露。接戦の末、惜しくも準優勝となった。
3人は「優勝できなかったことがすごく悔しかったけども、このメンバーでメダルが取れたことがとても嬉しかった」と大会を振り返った。山田支部長は「指導で大事にしたことは、感性を働かせてイメージすることを強調しました。こどもたちがこれまで頑張って続けてきた結果だと思います」と話した。
【谷川・畑中君インターハイへ】
また、同支部からは6月5、6両日、和歌山県有田市であった令和3年度和歌山県高校総合体育大会空手道競技予選の形の部で谷川君が優勝、畑中くんが準優勝。仲岡くんも3位入賞した。谷川、畑中君は8月12日から15日まで富山県の丸山総合公園総合体育館大アリーナで行われるインターハイに挑む。
なお、同支部では見学者や会員を募集している。問い合わせは山田支部長(0597・85・3131)へ