志原の大家正伸さん 多くの人の関わりに感謝 日本善光会 特別善行表彰い輝く

 日本善行会の特別会員で長年にわたり慈善活動を続けている御浜町志原、大家正伸さんが、特別善行表彰に輝いた。大家さんは「今後も感謝の気持を心に刻み、活動に励みに致したい」と話している。

 日本善行会は昭和12年に発足。政治、宗教、思想を越えて明るい住みよい社会を念願し、戦前戦後の混乱期から令和の今日まで一貫して善行者の表彰と善行精神の普及、実践活動に努めている。昨年80周年を迎え、これまでに6万人を超える善行者を顕彰してきた。

 大家さんは元県立高校の教頭。これまでにも同会の様々な表彰を受けており、2018年には東宮御所で皇太子殿下・雅子妃殿下(現天皇・皇后両陛下)から御接見の栄誉を賜った。

 善行会の表彰者は各支部や諸官庁から推薦された候補者を審査。今年は川口雄・元日本学術会議事務局長を座長に、松澤宏尚・全日本中学校長会同、上村肇・全国高等学校長協会同、日本善行会常務理事によって厳正な審査が行われ、110人の個人・団体の春季善行表彰、102人の特別善行表彰者が選ばれた。

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